12/30 今週の日経平均と来週の相場展望

今週の日経平均は高値停滞。一時年初来高値付近まで窓開けで上昇する局面もありましたが円高に押され33,200~33,700での推移でした。

為替の円高は141円前半まで進んでおり、金曜日引け後の日経平均先物は33,275まで下落しています。短期トレンドラインを下抜けしてきていますので年明けは少し下落調整から始まりそうです。

ドル円は下落のバンドウォーク継続で200日線を明確に下回ってきました。ここまで来ると一回は140円を割れてきそうです。基本的に米国は金融緩和方向、日本は金融引き締め方向なので実際に金融政策が変更されるまでは上下しながらも円高方向と考えています。

ドル円チャート - カブログ

NYダウは相変わらず強く、+1σ~+2σでバンドウォークを継続しています。ただ、RSI、MACD、SlowStochasticsは何れも過熱傾向継続でデッドクロス(DC)直前となっています。もしNYダウが大きく崩れるなら日経平均も下落トレンド入りしそうです。

DOWチャート - カブログ

今週の開示データは騰落レシオ(25日)は94~102%、裁定買い残高は8,018億円(12/22)と微増、信用倍率は4.17となっています。

現在の日経平均株価のEPSは2,270円で、PERは14.74倍 ⇒ 33,464円となっています。もしこれから円高が進むとEPSが下がるので日経平均株価の期待値も下がってくると思います。

年明けは大発会の木曜日に「ISM製造業景況指数」「FOMC議事録」、金曜日に「雇用統計」「失業率」の発表があります。もしかするとこの辺りが米国ダウの下落転換点になるのではと考えています。

【現在のポジション】

無し

【2023年投資成績】

資金残高:約11,400,000 (年間投資成績:+12.5%)

今年は良い一年になりました。来年も頑張りましょう。(^^)

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