1/6 今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均チャート - カブログ

明けましておめでとうございます。今年も頑張って資産を増やしましょう。

今週の日経平均は短期上昇トレンドの三角持ち合いを下ブレイク。短期的には下落方向かと考えていましたが、正月の震災や航空機事故の影響からの円売りと米雇用統計が強かったことにより為替は円安方向に反発しており相場を下支えしています。また、新NISAも始まったことから一般投資家の資産流入も考えられており、大発会から日経平均よりTOPIXが強い推移となっています。

ドル円は年初に下落のバンドウォークが終了し反発しています。週末の米雇用統計を受けて145円台後半まで上昇しましたが、現在は割れていた200日線も回復し144円台半ばで推移しています。米国の金融緩和、日本の金融引き締め時期の延期観測もあるので、また円安トレンドが復活する可能性があります。

NYダウは年初からやや下落傾向。長く続いた上昇のバンドウォークが終了し各インディケータはデッドクロス(DC)しています。これからもしダウの大幅下落が来るならば日経平均も影響を受けることが考えられます。

今週の開示データは騰落レシオ(25日)は102~106%、裁定買い残高は8,018億円(12/22)と微増、信用倍率は5.15となっています。騰落レシオは短期的に209%(6日)と過熱してきておりそろそろ調整があるかもしれません。

現在の日経平均株価のEPSは2,236円で、PERは14.93倍 ⇒ 33,377円となっています。EPSが下落傾向となっており、もしこれからも下がり続けると日経平均株価の期待値も下がってくると思います。

来週は木曜日に「米消費者物価指数」の発表、金曜日に「SQ」があります。現在の日経平均高値持ち合いの状況が上下どちらかにトレンドが出るか注目しています。

【2024年の日経平均想定レンジ】

30,000~35,000

下値目途の30,000はなかなか割れないと予想しています。(もし割れた場合は28,000~34,000程度のレンジで予想)現在は中央値付近で、春から夏ごろまでに下値を確認し秋から年末にかけて最高値を付けるイメージを持っています。

【現在のポジション】

日経ダブルインバース(1357)買い

基本的にはダウが崩れてきたこともあり一旦は下方向と考えています。ただ、為替が円安に振れて相場を下支えしているのと新NISAの影響でTOPIXが強含んでいることから上方向の可能性もあります。

来週のSQの結果を見てまた判断したいと考えています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする