今週の日経平均は短期天井形成から調整。37,000手前まで上昇後、上髭を付けて下落。パラボリックは陰転しており、ボリンジャーバンド+1σを割って上昇のバンドウォークが終了しています。一旦は天井を付けた形で暫くは調整すると思います。週末日本市場終了後の先物も弱く、来週は35,000台後半で始まりそうです。
日経平均のインディケータを見ると、RSIは下落傾向、SlowStochasticsはDC、MACDも縮小してDC直前、パラボリックは陰転と何れも天井圏を示唆しています。下には年初の上昇で空けた窓が2つあり調整でどこまで下落するか注目です。基本的には長期上昇トレンド継続と考えているので大体35,500以下は買いゾーンと考えています。
為替（ドル円）は日銀の金融政策変更コンセサスが「４月まで変更はない」から「3月に変更が有りうる」に変わってきており一時ボリンジャーバンド+１σを割っていましたが、週末に再上昇して+1σを回復しておりギリギリ「バンドウォーク継続」となっています。パラボリック陰転まではまだ少し余裕がありますが、ここで円高方向に反転すると日経平均の調整にも影響すると思うので、来週も円安傾向を維持出来るのか注目しています。
今週の開示データは騰落レシオ（25日）は129％、裁定買い残高は1兆3,427億円（1/12）、信用倍率は3.85（1/19）となっています。裁定買い残のデータはまだ先週から更新されていませんが今週の高値でピークの1.5兆円付近まで上昇したのではと考えています。何れのデータも天井圏を示唆しており今週の高値で一旦は天井を付けたと考えています。
現在の日経平均株価のEPSは2,280円で、PERは15.68倍 ⇒ 35,751円となっています。これから決算シーズンとなりますので好決算でEPSが上昇し、日経平均株価の期待値が上昇するか注目です。
来週は月曜日に「失業率」「欧州GDP」、火曜日に「鉱工業生産」「中国製造業PMI」の発表があります。
【現在のポジション】
無し
買いポジションは利益確定。来週以降の調整次第でまた買いエントリ予定です。
ようやく大きい調整が入りましたので下に２つある窓を埋めるのかに注目です。年初からの激しい上昇でまだ買えていない投資家も多いと思いますのでここからの下落局面では買い需要は高いと思います。直近の支持線の34,000付近を大きく割れることはまず無いと考えており、35,500から下は買い下がっていきたいと考えています。
あまり下がらないと我慢できず高いところで買ってしまいそうですが (^^)