2/17 今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均チャート - カブログ

今週の日経平均は上昇トレンド継続。金曜日には日経平均の史上最高値38,915まであと50円程まで上昇しています。週末日本市場終了後の先物では38,200程度まで押されており、月曜日は38,000台前半で始まりそうです。

日経平均のインディケータを見ると、RSIは過熱傾向継続、MACDは再度GCして上昇トレンド継続、SlowStochasticsは過熱傾向となっています。ボリンジャーバンドは再度拡大(上昇余地が広がる)してきており+2σ~+3σ間のバンドウォーク継続で強い上昇トレンドを継続しています。今のところ下落に転じる兆候はなく、上値抵抗線は史上最高値のみなのでどこまで上昇するか判らない状況です。年初時点で2月にここまで上昇するとは全く想定していませんでしたが上昇トレンドが続いている間はついていくしかないですね (^^;) 

ダウチャート - カブログ

今週の米株式相場は、火曜日に発表された1月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなりインフレの根強さが改めて意識されたため、連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げが遅れる可能性が高まりました。このCPIショックで一旦ボリンジャーバンド+1σを割れる大幅下落となり、木曜日に+1σを回復⇒金曜日に再度陰線で+1σを割れています。陰線で+1σを割れると下落へのトレンド転換のきっかけになりやすく来週以降の動向に注目です。その他のインディケータも過熱領域~下落傾向を示しつつあり、ここから米株式市場が大きく崩れると日本市場にも影響があると思います。

ドル円チャート - カブログ

為替(ドル円)はボリンジャーバンド+1σ~+2σ間でバンドウォークしておりパラボリックは上昇トレンド継続。足元のドル高・円安の流れが続いていますが、151円台では日銀のけん制発言のトーンが強まると思われます。日銀から新たな介入(口先/現物)があるか注目です。急激な円高が無ければ株価への影響はあまり無いと思います。

今週の開示データは騰落レシオ(25日)は97%、裁定買い残高は1兆2,488億円(2/9)、信用倍率は4.20(2/9)となっています。騰落レシオは下落してきており過熱感は和らいでいます。裁定買い残は再上昇傾向ですがピークに比べてまだ買い余力はある状況です。現状は株価の上昇トレンド継続には問題ないと思います。

騰落レシオ - カブログ

現在の日経平均株価のEPSは決算発表を受けて2,365円まで上昇しています。PERは16.27倍 ⇒ 38,487円となっています。これまでPERは16倍程度が上限となる状況が続いていましたが、米株式市場では20倍程度が上限となっており日本市場も水準訂正が来るのかもしれないと思っています。もし現在のEPSで米国市場と同じPER20倍なら上日経平均株価の上値は47,320となります。すぐにここまで上昇しないと思いますが徐々に近づいていくと考えるとPER17倍でも40,222となります。最近の株価上昇を見るとこのくらいまでは今年中に達成してもおかしくないと考えています。

日経平均PER - カブログ

来週は月曜日に「機械受注」、木曜日に「米FOMC/製造業PMI」、金曜日に「米中古住宅販売件数」の発表があります。

【現在のポジション】

日経レバ(1570)買い

高値圏ですがまだ下落の兆候はなく買いポジション継続。

決算発表ピークは終わりましたので来週下がるようなら一旦利益確定予定です。上昇トレンドはまだ続いていると思うのでボリンジャーバンド+1σを割るまでは再度買いで入る予定です。

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