2/24 今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均チャート - カブログ

今週の日経平均は史上最高値更新。投資に関わる皆様おめでとうございます(^^) 

2/21に発表されたnVIDIAの決算で売上高見通しはアナリストの予想を大きく上回り半導体関連株全般が買われています。ここからは前例がない価格帯でまた新しい歴史が始まっていくのを感じます。バブル時とは市場の主役も大きく変わっておりこれまでの常識では考えられない値動きがあると思います。

週末日本市場終了後の先物では39,470程度まで上昇しており月曜日は39,000台で始まりそうです。年初から想定外の上昇で40,000も年内に達成する勢いです。

日経平均のインディケータを見ると、RSIは過熱傾向継続、MACDは上昇トレンド継続、SlowStochasticsは過熱傾向継続しています。ボリンジャーバンドは拡大継続(上昇余地が広がる)しています。一旦ボリンジャーバンド+2σを割れましたが+1σは守り、金曜日に再び上昇して+2σに再到達しています。+1σを割れるまでは上昇トレンド継続と考えており今のところ下落に転じる兆候はありません。例年通りであれば3月上旬は株価下落の傾向がありますが今年はどうなるでしょうか?基本的には3月上旬にかけて一旦調整があると考えていますが、異次元の上昇トレンド中なのであまり固定観念で決め打ちせず株価が動いた方向についていくしかないと考えています。

ダウチャート カブログ

今週の米株式相場は、金曜日朝に発表されたnVIDIA好決算の影響により再び上昇しています。こちらも今週も過去最高値を更新しておりボリンジャーバンド+2σをキープとまだまだ下落の兆候はありません。先週陰線で+1σを割れてきたのでさすがに調整入りかと考えていましたがしぶといですね(^^) ただボリンジャーバンドは収縮してきているので少し高値停滞気味の傾向はあります。

ドル円チャート カブログ

為替(ドル円)はボリンジャーバンド+1σ~+2σ間でバンドウォーク継続。パラボリックは上昇トレンド継続しています。足元のドル高・円安の流れが続いていますが151円台では日銀のけん制発言のトーンが強まると思われます。日銀から新たな介入(口先/現物)があるか注目です。急激な円高が無ければ株価への影響はあまり無いと思います。

今週の開示データは騰落レシオ(25日平均)は108%、裁定買い残高は1兆6,210億円(2/16)、信用倍率は3.86(2/16)となっています。裁定買い残は過去のピーク値(約1.5兆円)をブレークしてきており天井圏であることを示しています。まあ株価が史上最高値を更新しているのであたりまえかも(^^;) 信用倍率は3倍台とこちらも過去のデータでは天井圏を示しています。株価の史上最高値圏での上昇とともに裁定買い残や信用倍率の新しいピークがどこになるか注目です。騰落レシオは108程度で特に過熱感はありません。

騰落レシオ カブログ
裁定買い残 カブログ

現在の日経平均株価のEPSは決算発表を受けて2,374円まで上昇しています。PERは16.47倍 ⇒ 39,099円となっています。これまでPERは16倍程度が上限となる状況が続いていましたが、このところ16倍以上のPERが当たり前になってきており、史上最高値更新でPERの上限にも水準訂正が来ていると考えられます。現在が史上最高値なのでここからどこまで株価が上昇するか分かりませんが、節目としてはPER17倍×EPS2,374円=40,358円程度が考えられるかもしれません。

日経平均PER カブログ

来週は火曜日に「米耐久財受注」、水曜日に「米GDP(改定値)」、木曜日に「鉱工業生産」「米個人所得/支出」の発表があります。

経済指標カレンダ カブログ

【現在のポジション】

日経レバ(1570)買い

高値圏ですがまだ下落の兆候はなく買いポジション継続。

季節的に例年であれば3月上旬にかけて調整があると思うのですがまだまだ上昇トレンドが崩れる兆候はありません。来週もトレンド転換が来るのかそれともこのまま調整なしに上昇を継続していくのか注目していきたいと思います。

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