今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均日足+チャート-カブログ

今週の日経平均はブルフラッグレンジを上抜けて年初来高値手前まで続伸。

10月米消費者物価指数を受けて長期金利上昇圧力の低下から10年債利回り低下、ドル円の為替は150円を割り込んで円高方向で推移しておりNYダウは堅調でした。

日経平均は抵抗帯が多い33,000円付近を明確に上抜けし年初来高値の手前まで続伸しました。残る抵抗帯は年初来高値のみです。

チャートはRSI、MACDは上昇継続。SlowStochasticsは高値圏で推移しています。

当初予定していた利確ゾーンに到達しましたが、騰落レシオ(25日)は98%、裁定買い残高は6674億円(11/10)、信用倍率は5.04とあまり過熱感がなく、まだ上値がありそうな雰囲気です。

日経平均の週足を見るとMACDがもう少しでGCとなっており、来週、最後の抵抗帯である年初来高値を抜ければ12月に向けてさらに上昇していく可能性があると思います。

日経平均チャート-週足-カブログ

現在、好調な決算を受けて日経平均のEPSは2,242円まで上昇してきており、現在の日経平均株価は14.98倍 ⇒ 33,585円となっています。

日経平均PER-カブログ

もし年初来高値を超えた場合、上値予測は難しいのですが、日経平均のPERは13~16倍で推移しますので、EPS:2,242円×15.5倍=34,751円、最大ではEPS:2,242円×16倍=35,872円までは可能性があると思います。

また、裁定買い残高は1.5兆円付近が日経平均のピークになる場合が多いのですが、まだ6674億円なのに年初来高値付近まで株価が上昇してきており、現在の株価上昇は主に先物主導であると思われます。

裁定買い残-カブログ

海外勢は9月~10月の現物売りをまだあまり買い戻しておらず、今後、現物買いが入るのであれば12月に向けてさらに上昇余地があることになります。

逆に通常11月から12月に増える現物買い(買い戻し)が入らなければ、将来の先物決済により急激に下落すると思います。

すでに高値圏でいつ下落に転じてもおかしくない価格帯と思いますので、来週も注意していきたいと思います。

【現在のポジション】

TOPIXインデックスファンド 約1,050万円

(含み損益 約+40万円 / 今週利益確定約+10万円)

一部利益確定。全て利益確定すべきかとても迷いました (^^;

市場に全く過熱感なく上昇余地がまだあるように思えたので大部分を来週に持ち越し。⇒大体失敗します。

年初来高値を更新しますように (^^)

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