今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均チャート-カブログ

今週の日経平均は高値停滞。抵抗線を上抜けることは出来ず33,200円~33,800円の短期レンジ内の動きでした。

チャートはRSIとSlowStochasticsは高値圏で停滞、MACDはDC(デッドクロス)が発生し、そろそろ相場の反転が近づいてきていることを示唆しています。

既に高値圏を2週間維持しており普通であればいつ反転下落してもおかしくないと思いますが、33,200円辺りでしぶとく買いが入り短期レンジを形成しています。レンジが長く続けばどちらかに抜けた際にはかなりの値幅が出ると思います。

来週は週末に「メジャーSQ」と「米雇用統計」があり、その辺りまでにはどちらの方向かはっきりするのではないかと考えています。

このまま相場反転/下落すると思っていましたが33,200近辺でのしぶとい買いを見ていると何かあるのでは?と考えてしまいます。

今週の開示データで騰落レシオ(25日)は117~120%、裁定買い残高は8706億円(11/24)と増加、信用倍率は4.17となっています。引き続き需給状況は非常に良い状況で裁定買い残も天井圏の1.5兆円まで余裕があります。

想定しているシナリオとしては来週のメジャーSQ(MSQ)に向けて33,800円を一旦上抜けし、その後、年末~1月に向けて調整と考えています。もし33,200円を下抜けた場合はそのまま暫く調整すると思います。

相場が反転する要因としては「円高」、「NYダウの急落」、「地政学的問題」(中東問題/ウクライナ問題/中国経済/中国で広がっている疾病 等)、「日本の政治問題」を考えています。それにしても最近のNYダウは強すぎですね(^^;

現在の日経平均株価のEPSは2,244円で、PERは14.90倍 ⇒ 33,432円となっています。

短期レンジを上抜けし、年初来高値を明確に上回った場合は EPS:2,244円×15.5倍=34,782円程度まで可能性があると思います。

【現在のポジション】

無し

短期レンジ上抜け/下抜けどちらに抜けるかは半々だと思ってます。

これまで日経平均は現物よりも先物主導で上がってきているので、来週、海外勢の現物買いが入らないとMSQで先物ポジションが清算され来週以降下がるのではと考えています。なので、もし33,800円を上抜けするならMSQ前と思います。

来週の相場の流れ次第で次のポジションを考えます。

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