12/23 今週の日経平均と来週の相場展望

日経平均チャート - カブログ

今週の日経平均は上昇。日銀金融政策決定会合では金利政策に変更なし、今後の変更時期も未定と全く「ハト派」な内容であったため一時的に円安に振れ日経平均株価は急騰しました。先月の日銀総裁の「チャレンジング」発言は何だったんでしょうかね?

火曜日、水曜日の急騰で年初来高値付近まで急騰しましたが、その後は円高基調に戻ったこともあり33,300付近で推移しています。当面の下落トレンドは上抜けしましたが水曜日に窓開けして急騰した後は窓開けして急落しており、ダブルトップを形成したようにも見えます。これから上に向かうか下に向かうか微妙なところです。年内は海外投資家も少なくなってくることからあまり大きな動きはないかもしれません。

NYダウは水曜日に少し利益確定売りが入り調整しましたが相変わらず強く、+1σ~+2σでバンドウォークを継続しています。ただ、RSI、MACD、SlowStochasticsは何れも過熱傾向継続でデッドクロス(DC)直前となっています。もしNYダウが大きく崩れるなら日経平均も下落トレンド入りしそうです。

ドル円チャートはボリンジャーバンド-1σ~-2σでバンドウォークしながら下落しており200日移動平均線を明確に下抜けてきました。日銀金融政策決定会合の「ハト派」な内容を受けて火曜日は円安となりましたが、ボリンジャーバンド-1σ付近で抑えられバンドウォークに戻っています。138円辺りに支持線がありますが、このまま円高が進むと輸出企業の業績大幅悪化が考えられ、日経平均の下落につながります。

今週の開示データは騰落レシオ(25日)は92~101%、裁定買い残高は7,979億円(12/15)と微増、信用倍率は4.13となっています。

現在の日経平均株価のEPSは2,275円で、PERは14.58倍 ⇒ 33,169円となっています。これから円高が進むとEPSが下がるので日経平均株価の期待値も下がってくると思います。

来週は火曜日に「失業率」、木曜日に「鉱工業生産」の発表があります。年内取引最終日は12/29となります。

【現在のポジション】

無し

日経ダブルインバース(1357)は火曜日の日銀発表後の急騰で逆指値がヒットし、建値付近で強制決済されました。たぶん年内はもう取引しない予定です。

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